March 31, 2015

サンマルタンで出会ったアットホームなレストラン

暖かくなってくると、行きたくなるのがサンマルタン運河♪


運河沿いではたくさんのパリジャンが飲んだり、お喋りしたりしていて、ただ太陽を楽しむだけのゆったりした空気がいい感じなんです。



そう思って少し前にサンマルタン運河周辺に行ったときのお話。
とは言っても、その日はまだまだ寒かった...!というか、いまだにまだまだ寒いのですが。




友人とランチに待ち合わせ。
行きたかったお店が混んでいて入れなかったので、ぶらぶらしていて偶然出会ったお店。


リュプブリック広場からサンマルタン運を通って少し先へ行ったところRue Bichatにあるオーガニックレストラン、その名も"Le Bichat"。
ここがパリではちょっと珍しいレストランでした。

静かな通りですが、ガラス張りで入りやすい雰囲気の店構え。


6人程度が座れる長方形のテーブルとロフトにはなんと座敷が。
どことなく和な雰囲気も感じられる、食堂のような店内。


珍しポイント①カウンターでオーダーとお支払いをするシステム。
ますます食堂っぽい♪
メニューは最初どうオーダーするのか戸惑いましたが、店員さんが説明してくれました。


ベースはお米とその上に盛り付けられた人参やキャベツ、ビーツなどの野菜が入ったボウル。
そこに鶏肉や豚肉、お魚などの中から好きなものを選んで完成。
野菜も取れるし、オーガニックだし、とっても健康的なボウル飯。
珍しポイント②オーガニックブームのパリで8€という良心的なお値段。
内容は日替わりだそう。
他にもスープやデザートもありました。


珍しポイント③食事の受け取りもセルフ、しかも名前で呼ばれる!
支払いを済ませると名前を聞かれ、後で名前を呼ぶからね!と言われました。
席に座って待っていると、カウンターの方から「ゆみーーーゆみーーー!」という声が。

友人との話に夢中になって、店員さんの声に気が付かなった私たちを、お客さんのムッシューが呼んでくれました。笑
その後も「ギヨーーーム!」とか「エミリーーーー!」だとか、なんともアットホームな雰囲気のカフェでした。

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Le Bichat
11 Rue Bichat, 75010 Paris
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March 27, 2015

アルザスのマルシェドノエル巡り⑦ ストラスブール編

パリ、ここのところずっと寒いです。暖かくなりそうでならない。

今日はクリスマス旅行記、最終回です。



エギスハイムからコルマールへバスで戻り、午後はこの旅最後の街となるストラスブールへ。

コルマール駅。
載せていなかったのでこちらで。


コルマール-ストラスブールは電車で30分ほど。
当日チケットを購入しましたが、Carte Junneを見せたら半額くらいになりました!


ストラスブールはアルザス地方の拠点となる町。一歩向こうはドイツ。
アルザスのクリスマスを見たい!っていう場合、ストラスブールが最も名が挙がるのでは。
ストラスブールのマルシェドノエルはフランス最古と言われています。


私は大きな町よりもこれまでに紹介した小さな可愛らしい村が好きなので、有名だし帰りにちょっと寄っとこうか、という気分で寄りました。



こちらがストラスブール駅。さすが、大きな駅で近代的です。
駅を出るとすぐ一つ目のマルシェがお出迎え。

駅正面からまっすぐ旧市街へと伸びる道。


旧市街を囲むイル川。


さて、旧市街に到着しました!
今までの村とは打って変わって都会なストラスブール。
程よい都会で留学先なんかによさそーう!と思った街。


ストラスブールのプティ・ヴェニス。
ヴェニス・・・?

お腹が空いてるので、食べ物を求めてふらふら。


ベルギーのマルシェコーナーがあり、フリットやワッフルは大行列でした。
これはバゲットにチーズやベーコンを乗せてトーストしたもの。
シンプルで食べ歩きにはちょうど良い。


ここからが、ストラスブールの本気!

ストラスブール大聖堂へと続く、お土産屋さんなどが並ぶこの通りは大混雑!



Christianというストラスブールの老舗パティスリー。
ここのショコラショーが美味しいらしいよ、ってことで、サロンドテで少し休憩しようとしましたが
なんだか混んでそうだったので、ひとまずチョコレートとマロングラッセを買って外へ。

後ほど少し大きな店舗を発見したのでそちらへ入りました。
クリスマス前だからなのか、ケーキやお菓子を買いにくるお客さんでお店は大混雑でした。
ショコラショーは確かに美味しいけれど、特別におすすめかと聞かれればそうでもない。
今度はケーキも試してみたい♪




ここのデコレーションすごかったーーー!


ストラスブール大聖堂。
活気溢れる大きな町でもこの大聖堂の存在感はすごかったです!


ゴシック様式の傑作!と言われているそうです。


旧市街に何か所かに分かれてあったマルシェドノエルですが、ここがいちばん大きかった!


食べ物、雑貨、おもちゃ・・・ずーーーっと奥までマルシェが出ています。



有名な大クリスマスツリー。
アルザスはクリスマスツリー発祥の地と言われています。

通りによって、デコレーションが違っていて、それぞれとってもかわいいです!


カフェを出たらすっかり暗くなって、イルミネーションがきれい!





夜の大聖堂。


イルミネーションを楽しみながら、駅へ戻ります。




駅に到着!
駅もデコレーション♪
ここからパリ東駅へTGVで戻りました。

小さい村々も、コルマールやストラスブールもとっても良かったです。
マルシェはもちろん、村や町自体がとっても魅力的だったので、他の時期に行ってみるのも良さそう!

これにてクリスマス旅行記終わります。










March 16, 2015

パリジェンヌの足元、冬。パート2

4月のイースターに向けて、ショコラティエはもちろん、スーパーにもイースターチョコの特設コーナーが設けられているフランス。

ここぜーんぶイースターのウサギや卵のかわいいパッケージのチョコ。
こことは別に通常のチョコレート売り場があります。



ところで、私のブログの記事の中でも密かに閲覧数が高い記事、パリジェンヌの足元、冬

みんなやっぱりパリジェンヌのオシャレ事情が気になるようです。
ってことで第2弾、パリジェンヌの足元、冬2015。(もうすぐ春だけど。)


相変わらずスニーカー人気が続いているのですが、この冬よく見たのは白のスニーカー。
オシャレな人に遭遇しやすいマレなんかに行くと、白×緑のスタンスミス率がとても高いです。

スニーカーに合わせるのは、デニム、黒いパンツ、レギンス、など
とにかくとにかくスキニーなボトムス。
これは1年中そうなんですけどね。


特に、もう少し若い世代、「リセエンヌ」って言われてるらしい中高生たちは、
全員と言っていいほど、スキニーパンツにスニーカーを履いています。
イメージはこんな感じ。
この世代だと、ナイキとか、バンズとかを履いている子をよく見かける。
ちなみに髪型はみーーーーんな同じロングヘアー。
子供の送り迎えの時に、リセエンヌをたくさんみるのですが、みんな同じに見えるのです。


スカートを履いている若者は圧倒的に少ないし、逆に40、50代のマダム達がスカートを履いて、足元はヒールのパンプス!なんてことが多いです。

というパリジェンヌたちの足元事情でした。


この秋から冬にかけて私が買った靴と言えば、フリマで買った7ユーロのローファーと、怪しいお店で買った15ユーロの黒のスニーカー。笑
でもちゃんとかわいいからいいの。

でもここのところそんな調子で高い買い物を全くしていないから、最近見かけたこの子、たし170ユーロくらい、をポンっと買うことだって本当はできるんだけど。

今私が手に入れていいものは、がんがん使えて捨てて帰っても惜しくないもの、だからやっぱり今のところは我慢。




March 15, 2015

アルザスのマルシェドノエル巡り⑥ エギスハイム編

クリスマス旅行記です。

アルザス3日目。


この日はパリに帰る日ですが、夜の電車の時間までたっぷり観光予定。


おじさんと一緒に朝ごはんを食べて、駅まで車で送ってもらいました。

ありがとうおじさん!!!
初めてのカウチサーフィンで不安でしたが、おじさんのおかげで良い経験ができた!
これから先の旅行での宿泊の仕方の幅が広がりました。




午前中はコルマールから出ているバスに乗って、Eguisheim(エギスハイム)へ。

2日目に周った3つの村はコルマールから北上しますが、エギスハイムは少し南下するので、別のシャトルバスが出ています。
やはりわかりやすいのはこちらのサイト。2014年のものです。→



村の入口。
エギスハイムもフランスの最も美しい村の1つ。
さらに、花の村としてもいろんな賞を取っていて、春から夏の季節も美しいのだとか。
規模はかな~り小さいのですが魅力がギュッとつまっています。

グーグルマップで見ると、こんな感じ。
円心円状に広がる村に惹かれやすい私です。



それでは村を散策♪
村に入った瞬間からかわいいものが次から次へと目に飛び込んできて興奮!
写真多めですーーー。













小腹が減ったので、プレッツェルの形のベニエを。
見た目通りの味。

きのこを使用したパテなどの食材などを扱うお店。



家もかわいいし、何よりデコレーションが相当かわいい。



このかわいい扉。
でもどう考えても小さい。背の高い人なら、前かがみにならないと入れない。
15世紀ごろに建てられて、もちろんペンキの塗り替えなどはされているものの、枠組みはそのままなので、昔の人の背の高さにちょうど良いものなのかな。




家がとにかくかわいくって、フランスのかわいい村が見たいなら、エギスハイムが断然おすすめです。花の咲く季節にも行ってみたいなぁ。


続く・・・。