November 30, 2014

ワインテイスティング

ワインを飲む機会がとっても多いフランス。


そうすると、どんなワインが美味しくて、どこのワインが自分の好みで、手土産持って行ったら喜ばれるようなワインはどんなのか、気になるようになってきました。


友人にそんな話をしたところ、パリでは毎週のようにワインの見本市が開かれていることを知りました。

クリスマス前、という季節的に毎週のようになのかはわかりませんが、本当に毎週。


それで前回はなんと船の上での試飲とその場で購入もできるワインの見本市に行ったのですが、2回目の今回は、高級なワインが一同に集まる、"Le Grand Tasting"に行ってきました。


一般入場料は20€とちょっと高め。

入口で、RIDEL(リーデル)という、有名なワイングラスを10€で借ります。
きちんと返却すれば、10€は戻ってきます。

(完全に素人の私は、リーデル・・・?でした)




ところで、この会場であるCarrousel du Louvre、ここはルーブル直結のショッピングセンター。

私、1年間こっちにいるけど、こんなパリのど真ん中にショッピングセンターがあるの知らなかった!!!!かなり衝撃でした。笑
今回はショッピングセンターは素通りしたので、どんなお店が入っているのかわかりませんが、日曜日も開いているそうなので、便利♪



 
こんな感じでスタンドがたくさんあって、好きなワインを試飲できます。
生産者さんとお話できるのも、ワイン好きにはうれしいですよね。
ワイナリーのオーナー自らスタンドに立っていたり。
 
今回は試飲のイベントなので、購入はできませんが、逆に思いっきり試飲できます。
 
 

 
1本2,3万円のものから、中には1本10万円近くするものや、1990年代のものも。
普段、絶対に飲めないようなワインをたくさん試飲できました。
ワイン好きの友人も、うなるようなワインが置いてありかなり興奮してました。
 
 
午後2時ごろ、シャンパンから初めて、閉館の7時ぎりぎりまで。
特にお勧めのワイナリーを厳選して周りましたが、時間が足りない!!
 
 
ちなみにこういう会場には、酔って味が分からなくならないように、ワインを捨てるためのバケツが置いてあります。
1,2口飲んでグラスに残ったものを捨てたり、または口に少し含んで味わってから全て出したりします。以前、初めて生産者さんの目の前で口から出している光景をみたときには、かなり抵抗がありましたが、普通なんですよねぇ。

今回も口から出さず、ほぼすべて飲んだ私たち。帰りはだいぶ幸せな気分になってました。

自分の好みもはっきりして、ますますワインを飲むのが楽しくなりそうです。
 
 

November 26, 2014

パリのクリスマスとか

気が付けば、11月更新1回しかしてない!



実はブログを書くの、ちょっと飽き・・・


というか11月は気持ちがけっこう沈んでて、普段あまりそうならないだけに、困ったなこりゃ、という感じでした。



でも、今はすっかり元通り。

美味しいものと、友達と、パリのきれいな町並みが癒してくれました。


パリはすっかりクリスマス仕様です。

 

イルミネーションと同じくらい、それ以上?キラキラしていたルブタン♡

 


 
今年もシャンゼリゼのマルシェドノエルに行ってきましたが、
相変わらずものすごい人、人、人!!!
でもクリスマス気分を盛り上げてくれるのは間違いないです。
なぜかマッサージをやってくれる一角があって、無料、と書いてあったので、
思わずやってもらいました笑
正確には、終わった後一応チップ程度のお金を渡すような雰囲気でした。
まさか、シャンゼリゼで、路上で、マッサージ受けるとは思ってませんでしたが、沢山歩いた疲れも少しほぐれました。
 
 
 
友達とMontorgueil通りで適当に入ったイタリアン。
引っ切り無しに人が入っていたので、人気店のよう、立地のせいもあるかな。
何より、接客がパリと思えないくらいすごくよかったーー。
水無くなったら頼まなくても新しいのくれた!(そんなことで感動するわたしたち)
 
と、いう日もあれば、
 
別の日に一人でカフェに行って、お会計5.5€だったので、10.5€払ったら、
お金をレジに入れて、終わった雰囲気を醸し出す店員。
えーーーおつりください!わたし10.5€渡したんですけど。
 
(ほかの店員と喋りながら接客してるからそういうことになるんだ!!)
 
あーごめん、はいコレ。
と渡されたのは4.5€。
(普段なら、まぁいっか50セントくらい、となっていたかもしれませんが、この直前に思わぬ出費(ただ買い物しただけです)をして、よし、節約しなきゃ!!と思っていた矢先だったので。)
すみません!私10.5€払ったんですけど。
 
いや、あなたが払ったのは10€だよ。
 
(私が忘れたわけじゃない!!だってちゃんと20セントコイン2つと、5セントコイン2つ出したの鮮明に覚えてるもん!)
 
いいえ、私10.5払いました!
 
はぁ~~困るんだよねそういうの、10€しか払ってないよ、マダム。
 
いいえ、きちんと払いました。
 
だぁかぁらぁ払ってないよ。10€しか受け取ってないよ。はぁ~
 
 
というやりとりをしばらくして、私は50セントを勝ち取りました。笑
きっとめんどくさい客と思われたのでしょうけど、負けない!!
 
 
こんなこともたぶんよく起こる。
 
 
さて、今日はママさんがロンドン出張だったので、夕食もわたしが担当。
基本、"少しでも料理っぽいもの"を食べてくれない子供たちですが、
(たとえば、白いごはん、とか、ジャガイモ、とかなら食べてくれるのですが、オムライス、グラタンなどを作っても食べてくれません)
キッシュは食べてくれます。
と言っても、ベーコンとほうれん草、という具材じゃないと食べないんですけどね。
なので、キッシュをリクエストされ、ベーコン、ほうれん草、残り物のジャガイモのキッシュを夕食に。
 
 
子供の食事と食事中のマナーは、毎日のことなので私の中で色々葛藤があります。
何せ自分の子供じゃないので、どこまで口出しするか、どの辺であきらめるか、文化の違いと割り切るのか、これは仕事なのか、とか。
 
オペアって単純なようで、結構難しい仕事です。
 
 
 
最後は明るい内容で。
今年のラファイエットのノエルのテーマは「モンスター」。
とってもポップな雰囲気になってましたー!
通りかかったときにささっと写真を撮っただけなので、今度ゆっくり見に行って写真も載せますね♪
 
 
ではボンニュイ!
 
 

November 9, 2014

ブルターニュを巡る Day4・Pont aven編

ものすーーごく久しぶりになってしまいました。




10月後半2週間、フランスの子供たち、またバカンスでしたがやっと終わって、パリは今クリスマスに向けて盛り上がってきています。

10月のバカンスは、トゥサンバカンスと言われ、カトリック系の祝日で簡単に言えばハロウィンバカンス、みたいなもの? 


今年は大きなハロウィンパーティーはせず、子供たちはそれぞれお友達を1.2人呼んで、みんなでトリックオアトリートをして、お泊り会をしたみたいです。
ハロウィン当日の夜は、ジャックオランタンやハロウインの飾りがされている家があるので、この家ならお菓子貰えそう~~って分かりやすいです。


田舎の我が家近辺はそういう子供たちやティーンエイジャーが主に仮装していて、子供のイベントっていうイメージですが、夜パリに出かけると仮装している若者もちらほら見かけました。


そういう私も遊びにいった先で急きょフランス人にメイクしてもらって、ハロウィン楽しみました。






では今日もブルターニュ旅行記の続き、今日は4日目のお話。


この日向かうのはPont aven(ポンタヴァン)という小さな村。

カンペールからはバスで1時間くらい(だったかなぁ・・・?)
途中コンカルノーという有名な港町を通過します。
 


カンペールから近くのさまざまな観光地にバスが出ています。

カンペール駅すぐ横にバスのチケット売り場があり、そこにバスの時刻表パンフレットなども置いてあります。
で、そこにはカンペールからポンタヴァン行きの時刻表がなかったので、スタッフさんに尋ねると、紙に書いて渡してくれました。

Ligne43/47を利用すれば、カンペール-ポンタヴァンをバスで移動できます。

バカンス期間は、時刻が通常とちがったりするので要注意です!
カンペール発のバスの時刻はこちらのサイトでも確認できます→



コンカルノーに寄ることもできたけど、この日はゆっくりポンタヴァンを観光することに。


ポンタヴァンは、ゴーギャンをはじめとする芸術家たちが住んでいた村で、今も多くの芸術家が活動する芸術の村として知られています。
 
 
村にはアヴァン川が流れ、今ままで見てきたのフランスの風景とはちょっと違う雰囲気の村。
 
 
村の入り口にバスは停まります。
 
 
 天気はイマイチでしたが、村中に花が咲いていて絵になる風景。
 
 
 
 

ちょっと道を入ると川の上に散歩道がありました。
 
 
 
トレマロ礼拝堂を目指して、愛の森へと進みます。
 
 森の中にもかわいらしい家がちらほら。
ポンタヴァンは、ブルターニュでよく見かける白い家が多いみたい。
 
 

森の中はほとんど人がおらず...
みんなあんまりこっちまでは観光しないのかな~。
 

ブルターニュといえば!紫陽花。
ポンタヴァンではきれいな紫陽花をたくさん見ました。
日本の紫陽花とはまた違う色合いで本当にきれいでうっとりします。
 
 
 
 
 紫陽花がきれいで写真いっぱい撮ってしまいました。
 
 
 
 
森の中に三角形の教会。トレマロ礼拝堂です。

 
 
とっても素朴で温かみのあるかわいい教会です。
 何でこんな森の中の教会が有名なのでしょう。 
 
 
 ゴーギャンの作品「黄色いキリスト」のモデルとなったキリストの木像がこちらにあるのです。
 
ゴーギャン 「黄色いキリスト」
 
ゴーギャン好きでもないので、ほ~~という感じで眺めて・・・
 
 
それよりも周りに並ぶ、 なんだかちょっとシュールなモチーフが気になるのでした。
 
 
 
 
森から戻って、カフェでお茶。
美味しいケーキをお昼代わりに。
 
バスが来るまでまた散策♪
 
 
 観光地ということで、お土産屋さんも結構充実。
ガレットブルトンヌ(バター味のサブレのようなもの)も有名で試食もいっぱい置いてました。
 
 

 

 芸術の村ということで、ギャラリーが点在しています。

 
 
来た時と同じ村の入り口にあるお土産屋さんの前にカンペール行きのバスが停まります。
ゆっくりお散歩するのが楽しいポンタヴァンでした。