HonfleurからバスでTrouvville・Deauville駅へ戻ります。
この時点で午後5時ごろかな。
ひとつひとつの街をのんびりじっくりは見れないけれど、それでも3つの街を1日で周ることは可能でした。ゆっくりごはん食べる時間もあったし。
日照時間が長く、夜10時ごろにやっと暗くなり始めるので、1日たっぷり観光できるこの季節は嬉しいですね。
今度は駅を背に右手、Trouvilleへ向かいます。
こちらもパリジャンの避暑地、別荘地として栄えた港町。
ドーヴィルより庶民的な雰囲気が漂う町です。
ざっと見た感じ何てことないちょっと古びた港町って感じです。
そんな港町がなんで有名かっていうと、見たことある!って人も多いであろう
人気のポスター画家、レイモン・サヴィニャックが愛し、晩年を過ごした町として有名です。
そう、このポップな色使いのかわいいポスター。
市のロゴマークを初め、町のポスターなどを手掛け、さらに砂浜に作られた遊歩道は
サヴィニャックのポスターで飾られ、来る人を楽しませてくれます。
サヴィニャック以外にもモネを初めとする印象派の画家たちが愛した町らしいですよ。
「トゥルーヴィルの海岸」 モネ
とりあえず、海へ出てみよう
というわけで、地図がなかったのでパラソルを持った人が来た道を進んだらちゃんと海に出られました。
わーーー海ーーー!
(注!以下ちょっと汚い話。)
犬の落とし物をお持ち帰りする用の袋が付いたスタンドのイラストもかわいーねー
なんてひとしきり写真を撮ったりして浮かれていたら、
ヴァサッッ!!!!
と大きな何かが落ちたような音がしました。
え、何々!?と足元を見ても分からず混乱していると、
友達が、あーーーー鳥のフ○かもーーーー!!!!
って。
げ!!!!!!
どこに落ちたのか分からず、やだやだやだーーとお互いの全身を見ると、
私のバックを中心にカモメの落とし物が落ちていました・・・・。
さいあく!!!!!!
カモメなんて嫌いだ!!
まあ頭とかじゃなかっただけよかったのかも。
ってことで頭上を気にしながら散歩再開。
あーあ。
夕方の海もまたきれい!
町へ戻って朝から今日はガレットを食べよう!って言っていたので、
クレープリーでディナー。
お供はシードルではなくビールで。
食事クレープの後はデザートクレープを食べるのが普通だけど、
今回は、海の近くで通りすがったアイス屋さんへ。
見てーーーこのメニュー!
パフェってパリではなかなか見ないんだけど、あるのかな?
実はこの時点で帰りの電車の発車時刻40分前くらい。
でも迷いに迷って注文する頃には30分前。
どーん。
出てくるのがすごく早くて助かった!
いっそいで食べて、15分前にお店を出ました。
小走りで駅へ向かいながらも、まだ写真を撮る。
21時の電車に無事間に合いましたー!
ところが、出発してすぐ次の駅で、なんか停車してる時間長くない?って言ってたら、
なんと、何かの車両に問題があったとかなんとかで、いつ出発するかわかりません、
って。
なんか、今日、後半ツイてないね・・・。
フランス人こういう時も意外と呑気で、駅員さんにキツく当たったりしません。
しばらくすると、ペットボトルの水が配られました。
外を見ると、田舎の駅なので、ホームが草原で、そこでバドミントンしてる人いるし。
隣の電車へ移動してください。って1時間以上経ってからアナウンスが流れ、
みんな移動。すると今度は小さな箱がSNCFのスタッフから配布されました。
中身は、パスタやらお菓子やら水やら。
人によってちょっと中身が違うらしく、それに気づいた隣のおばちゃんが前の席のお姉さんに、
これ入ってる?
お姉さん「入ってない、あなたこのアップルソース入ってる?」
(フランスでは放課後の子供のおやつとして、学校に持って行ったりします。)
おばちゃん「入ってない」
おねえさん「ハリボーは?」
おばちゃん「まったく」
おねえさん「じゃあ、あなたこの小さなクレヨン入ってる?」
周りの人爆笑。
お姉さんのはお子様セットだったみたいです。
私のにはアップルソースやハリボーは入っていたけどクレヨンは入ってませんでした。
結局2時間ほど停まって、パリ着いたのは1時半ごろ。
パリの友達の家に泊まらせてもらいました。
日帰りだったけど、なかなか色んな意味で充実した1日でした。
合わせてどうぞ。ノルマンディー旅日記
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