沢山の人の命が奪われ、パリは私が思っていた以上にショックを受け、悲しみ、泣いています。
テレビがない我が家。この事件に気が付くまで少し時間がかかりました。
そして、深い悲しみを受けるフランス人たちを目の当たりにし、事の重大性を理解しました。
絶対に起こってほしくないことが、こんな身近な場所で起こったことに、私も動揺しましたし、今回の件で命を奪われた方々を思うと、とても悲しく心が痛いです。
でもフランスは悲しいだけでは終わりません。
悲しみの中でも立ち上がり、亡くなられた方々への追悼、テロへの抗議、さらに表現の自由、を恐れることなく訴えています。
今回の標的となったのは、かなり過激な風刺画で知られる新聞社。
私も知らなかったのですが、今回命を奪われた漫画家たちの中には、福島に関してもコレってどうなの・・・と悲しくなるような風刺画で皮肉り、反感を買った方が含まれています。
だからといって彼らの命が奪われてもいいとか、そんなことは絶対にない。
自由に表現する権利が私たちにはある。表現の自由を守ろう。
と多くのフランス人が訴えています。
犠牲者への追悼、そしてこれからの表現の自由を守るため、"Je suis Charlie" (私はシャルリー)、"Nous sommes Charlie"(私たちはシャルリー)、 と掲げ、追悼集会を行っています。
Charlie とは今回の標的となった新聞社、”Charlie Hebdo"のこと。
テロ犯が死亡し、少し安堵が見られるパリ。
さらっとこの件に触れようと思っていたのですが、なかなか長くなってしまいました。
この美しい街で、みんなが安心して暮らせるように。
平和を願って。
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