December 1, 2013

滞在許可証取得までの道のり

今日は、滞在許可証について書きたいと思います。
注!)つまらないです。長いです。



フランスに長期滞在(3か月以上)する場合、日本で長期滞在ビザを取得します。

やったー。ビザゲットー!!



ってことで渡仏するわけですが、ビザだけではフランスに堂々と滞在できません。

入国から3か月以内に、滞在許可証取得の手続きをしないと不法滞在とみなされるのです。




せっかくビザを取得したのに、なんてめんどくさい仕組みなんだろう。



ではさっそく、その滞在許可書の取得方法について。(オペアビザの場合。たぶん学生ビザも同じ?)


まず、日本でのビザ申請時に、「フランス移民局申請書」という書類を提出。
そう、あの上半分だけ記入した紙です。

その後、ビザ付きパスポートと共に、その申請書も返却されます。(真ん中の領事部記入欄にスタンプが押されて返ってきます。)
ただの紙ペラですが、無くさないようにフランスに一緒に持ってきます。



はい、ここからOFII(移民局)とのやりとりが始まります。


まずは、管轄区の移民局宛に書類を郵送します。

【郵送書類】
1.移民局申請書
郵送する前に下半分を記入します。フランスでの住所や電話番号、入国日などを記入。
※コピーしとく事をオススメします。だって、紛失されちゃう場合があるから。
2.パスポートの身分証明のページのコピー
3.入国日スタンプのページのコピー
4.ビザページのコピー

これらを受け取り証明付書留(Lettre recommandée avec avis de réception)にて送ります。
郵便局で伝票を貰って記入。Destinataireが受取人(OFII)、Expéditeurが差出人(自分)です。
切手を機械で買うんですが、よくわからず、勘でやりました。
手紙を機械の上に乗せて、確か・・・フランス国内、書留・・・を選択しました。


郵送後しばらくすると、受け取ったよーという紙が届きます。

が、私は2週間以上経っても来なかった。どうしていいか分からず、とりあえず、もう一度同じように送りました。
しかも1の申請書のコピーをとってなかったので、とりあえず大使館のHPからダウンロードして、領事部記入欄は空白だけど、そのまま出してみました。
念のため、つたない仏語で、書類送ったんだけど、届いてないですかね?1回送っちゃったから、この申請書スタンプないんだよね。すいませんね。
って内容の手紙も添えてみました。


すると1週間以内には受領しました、という旨の紙が届きました


その後、OFIIからの呼び出しの連絡を待ちます。
これが待てど待てど来ない人もいるみたいです。私は1か月後くらいに来た。


指定された日時に管轄区のOFIIへ出向きます。

【持参するもの】
1.パスポート
2.証明写真(日本から持ってきました)
3.フランスの住居証明(パパさんが書いた私がここに住んでるよーて手紙と、パパさんのパスポートコピーと固定電話代金の請求書のコピーを提出しました)
4.58€分のTimbre(OFIIのサイト、またはTABACで購入できます。私は近所のTABACでtimble fiscal 下さい、と言ったら買えました。取扱いのないTABACもあるようで、何軒もまわってやっと買えた・・・という方もいるようなので、早めに準備しておいた方が良さそうです。)
5.OFIIから郵送されてきた、呼び出しの日時が記載された紙


私が行ったのはMONTROUGUEのOFII。
早く着きすぎてしまったので、隣にあったパン屋さんがイートインできたのでしばし休憩。


指定時間の30分前に受付に行きました。
受付で、OFIIから届いた紙とパスポートを提出。

すると、隣の部屋でしばし待ってください、ってことで、待ちます。色んな国の人がいます。

しばらくすると、名前を呼ばれます。
私の回は、全員若者だったので、学生ビザの組だったようです。


ここから健康診断。
日本とだいたい同じです。

びっくりしたのは尿検査で、みんなが座ってるすぐ横のトイレでカップにとってその場で渡す。
なかなか恥ずかしいけど仕方ない。

適当大国フランス。身長も体重も靴履いたままなんて話も聞きましたが、ここはちゃんと脱いで測りました。それでも身長2cm伸びてたけど。

視力検査は数字を読まされました。
緊張して最初に英語で読んでしまったもんだから、その後、「2」を「ドゥ、あーートゥーー!」て感じでフランス語とごっちゃに。

レントゲンは聞いていた通り、上半身は裸で。

最後にドクターの問診。
色んな方のブログに日本語話せるドクターがいるって書いてあって、私のそのドクターに当たればいいなーと思っていたら、見事にそのドクターでした。

日本語で「たばこ吸いますか~?」
「運動しますか~?」
「妊娠してますか~?」

など聞かれて、あと、やっぱり他の方も書いてる通り、破傷風の予防接種を勧められました。



その後、上の階に行って、パスポートに滞在許可のシールを貼ってもらえば終了です!!



不安だったけど、OFIIのスタッフも外国人の扱いに慣れているし、来ている人はみんな同じ外国人なので、淡々と進みます。

以上の手続きで、ようやくフランスに堂々と滞在できます。









4 comments :

  1. ええええー!健康診断まであるんだ〜〜
    わたし、信じたくないんだけど最近冷たいものたべると歯にしみるんだ・・・けど虫歯じゃないと言い聞かせてます。やばし。。

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    1. てか!私もなんだけど!!笑
      口開けてると冷たい風さえもしみるんだけど!あとうがいの時、水冷たくて前歯うーーーーってなる。笑 今までと同じように歯磨いているんだけどなぁ。

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  2. 受け取り証明付書留(Lettre recommandée avec avis de réception)、timble fiscal、など具体的なフランス語の単語が正確に記載してあって、とても助かりました。 わたしが郵便局にいくときも正しく受取り証明付書留を選べそうです。 ありがとうございました。

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    1. コメントありがとうございます。嬉しいです!
      もう少し具体的に書けたらよかったのですが、なんせ私もあたふたしながらやったので記憶も曖昧で・・・。書留も仏国内と外国用のがあるみたいなのでご注意ください!私は最初外国人だからかINTERNATIONALと書かれた伝票を渡されました。
      このブログも少しはお役に立てそうならば嬉しいです。

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