September 19, 2014

ブルターニュを巡る Day2・Saint-Malo編

こんにちは。

新学期始まって、前より確実に労働が増えたので、すぐ疲れちゃって9時とか10時とかに寝ちゃう日がけっこうあって、これじゃあ日本社会でやっていけない!!!と思っている今日この頃です。


そんな中、少しずつ旅行記書いてたので続きをアップします。


ディナン滞在2日目。


この日は前からどこか近場の海に行こう!と計画していました。

でも、8月中旬からお天気が微妙な日が続いたフランス。この日も微妙なお天気・・・。

友達のホストママも海に行くにはちょっと寒いんじゃないの~?という顔をしていたけど、行くっきゃないので行きます。


頼りになるお友達が、この日のものすっごいクールなルートを練ってくれました。本当にありがとう。

ディナンから北へ、3つの町を1日で巡りました。
 
 

私たちは車がないので、移動手段はもっぱらバス!!

まずは、ディナンからSaint-Malo(サン・マロ)へ向かいます。(バスの時刻はこちらのサイトで(フランス語)→)


サン・マロは、よくモンサンミッシェルと一緒にツアーが組まれることが多く、日本人にも有名な観光地。
わたしはモンサンミッシェルには行ったことがあるけれど、サン・マロは今回が初めてでした。


今回行くのはスケジュール的に無理かな~と思っていたので、思いがけず寄れてよかった!





サン・マロはギリス海峡に面する港町で、昔、海賊がここを拠点に活動していたそう。
旧市街はこんな風に城壁に囲まれています。

 
 
城壁の上はお散歩コースになっています。
 
 私たちが行ったときは、満潮。サン・マロは潮の満ち引きが非常に激しいんだとか。
引き潮のときは、島まで歩いて渡れます。
 
 

 
plage(プラージュ/浜辺、海辺)もあります。
けっこう寒いけど、泳いでる人もちらほら。
 
 
海賊王と呼ばれたらしいロベール・シュルクフ像。
ずっとカモメが頭の上で休憩していました。
海賊王の威厳...
 
 
 
教会に入ったら、ちょうどミサの最中でした。
 
 
やっぱりサン・マロもバカンスシーズンでとってもにぎわっていました。
 
この後、かわいいショウウィンドウの水着に惹かれて、水着屋さん(なんか言い方がダサい)に入り、2人とも買う予定は全くなかったのに水着を買ってしまいました。
しかもサン・マロ滞在時間短いのに、あーでもないこーでもないと悩んで試着して...
女子旅ってことで、こういうのも楽しい♪
 
 
 
 買い物も済ませて、町散策。

素敵な町並みです。
サン・マロの旧市街もそんなに大きくないので、歩いて回れます。
 
 
 
 
 
来るまで知らなかったんだけど、サン・マロにはあの有名なバターの本店があります。
 
 
このバターです!
日本人観光客に人気のお土産のひとつなので、パリのラファイエットの食品館では日本語で「フランスで一番美味しいバター」なんてポップが出てます。

お店ではバターを叩いて(?)長方形にする実演中。
わたし、まだ食べたことがないです。
普通に家にあるビオのバターでさえ美味しいのだから、いちばん美味しいバターってどんななのかそのうち試してみたい。が、ホームステイだとそういう機会がない。
 
 
 
 
フリットを食べ歩き♪
フレンチフライのことをフランス語では”フリット”と言います。
でもフレンチフライはベルギー発祥なんですよ~。
 
 
Gaufre à la chantilly
ワッフルホイップクリーム乗せ!
を友達が注文していて、わたしはいらないよーなんて言っていたんですが、
おいしいから食べてみて!と言われ食べると、おいしい!!!
こんなにクリーム乗っているのに、なぜか美味しい!!
 
ワッフルも元々はベルギーですよね。
上の写真のワッフルはふわふわの食感で、長方形なのでブリュッセルワッフル。
日本でもよく見かける、丸くて硬めのはリエージュワッフルです。
 
 
 
ちびっこたちのかわいいダンスに癒される。
 
 

 短い滞在時間でちょっと名残惜しかったけど、海が待っているので、先を急ぎます。
 

最後に外からの写真。
旧市街はSaint-Maloの駅から少し離れているので、私たちはバスを利用しました。
 
さあ、駅からまたバスに乗って次の町へと向かいます。
 
 
 
 
 

September 12, 2014

ブルターニュを巡る Day1・Léhon,Dinan続編


初日ディナンの続きです。



一通りディナンの町をみたので、お隣にある小さな村にも足を延ばしてみることに。


村の名前はLéhon(レオン)。かわいい名前。
ディナンからは徒歩で15分程度。

 
 
 
 
素朴でかわいらしい村。
 
雨が降ってきてしまったので、携帯で撮影。
フランスには、ガイドブックには載らないけど、思わず写真を撮りたくなってしまうかわいくて小さな村がたくさんあります。
 
 
 
レオンの見どころらしい橋とか、
 
お城の跡地を見たり、
 
 
ゆったりのんびり散策できました。
 
 
 
ディナンに戻ると、観光客が減って静かな町に戻っていました。
 
 
今にも崩れてしまいそうな家。


 
 
 
 
夜は海鮮が食べたい!というわたしのリクエストで、ディナンで人気のムールリーを友達が予約してくれました。




実は、私フランスに来てまだ一度もムール貝を食べたことがなかったのです!!

ここにきて初のムール貝。
おいしい!!!!
こんなに美味しいものを今まで食べてなかったことを後悔。
バゲットに残ったスープをつけて食べるのも美味しい!!!
 
 
 海鮮を熱い石の上で焼いて食べるものも注文しました。
エビもホタテも美味しくて幸せ!!!
 
グラスに少し残っている赤い飲み物、これはワインではなく、Kir(キール)という白ワインをカシスリキュールで割った食前酒。
わたしは、フランス語クラスの最後の食事会の時に食前酒で出てきて初めて飲んで、キールの存在を知りました。
日本であったっけーー?
 
 
 
 
帰り道。
 

紹介し忘れていたけど、こちらがディナン城。
ディナンの町はこの城壁に囲まれるような形になっています。
城壁に沿って歩くこともできるみたいです。


 
やっぱり、その地に住んでいる人に案内してもらうはいいですね!1日でディナンを堪能できました!
その代わり、完全に頼り切ってしまうので、道はまったく覚えられませんでしたが・・・!!
 
 
次の日もいっぱい動するので、お世話になる友達のオペア先に戻りました。


 
 
友達のオペア先は、生粋のフランス人ファミリー。
仏米ファミリーの我が家とは違って、ザ・フランス!!!といった雰囲気のとってもオシャレな家でした。
生活も、うーーんまさにこれがフランス人!という生活スタイルで、
滞在中、ファミリーさんは、ご友人たちを招いてホームパーティーをしていたのですが、
アペリティフ(食事の前に軽く飲み&つまみ)に始まり、夜の10時?11時?の時点でディナーのメインが出てくるのかな?という具合。
いつも夜中まで盛り上がっているそう。
 
私は仏米ファミリーなので、こういうザ・フランスを体験できないのはちょっと残念でもあり、今回フランス人宅に滞在できて、色々新鮮で面白かったです。
 
 

September 9, 2014

ブルターニュを巡る Day1・Dinan編

フランスに来る前から気になっていたブルターニュの小さな町がありました。



偶然にもブログを通して知り合ったオペアのお友達がその町に住んでいて、夏のバカンスを利用して遊びに行かせてもらいました。


ついでにせっかくブルターニュに行くのなら、他の町や村も巡りたい!!



お友達に軽く話したら、一緒に巡りたい!ということで、2人であれこれ気になる町や村を挙げ、ブルターニュの村、町巡りをすることになったのです。

ブルターニュはフランス北西部、イギリス海峡と大西洋に突き出た半島の地域で、独自の歴史と文化を持つ、と言われています。
ブルターニュに住む人は、その地、伝統に誇りを持ち、とても郷土愛が強いそうです。




旅の始まりは、Dinan(ディナン)。


ここが、私がずっと行ってみたかった町です。ネットサーフィン中にこの町を発見し、フランスに来たら絶対に行きたいと思っていた場所のひとつでした。

お友達はなんとも羨ましいことに、この素敵な町でオペアをしているのです。


パリ、モンパルナスからTGVで約2時間。
Rennes(レンヌ)駅で降りて、バスに乗り換え約1時間半でディナンに到着。一応鉄道も止まりますが、バスの方が安いし、便利だそう。
片道5.1ユーロです。(26歳以上)
ちなみにバスはモンサンミッシェル行のバスなどが出ているのと同じ場所から、7番バスです。

こちらは後から写真だけ撮りにいったディナンの駅。
 


ディナンのバス停まで、友達が迎えに来てくれて、おうちに荷物を置かせてもらい、さっそく町を散策。

8月の半ばから、気温が下がり毎日雨だったパリ。
ブルターニュ旅行中はどうか晴れて!!!!と願っていましたが、初日は怪しい雲行き。


着いたのがちょうどマルシェが立つ木曜日だったので、マルシェに行ってみました。
バカンスシーズンということで、町は大賑わい。
もっと静かな町を想像していたので、観光客の多さにびっくり!!



友達のお勧めの、ガレットソーシスをお昼ご飯代わりに。
町の名物ということで、ガレットソーシスのお店はどこも行列。
ガレットはブルターニュ発祥なんです。
 
ただソーセージをガレットで包んだだけのシンプルなものなのに、ガレットが美味しいのか、ソーセージが美味しいのか、それともどっちも美味しいのか、とにかく美味しくて、なぜかまた食べたいな、と思わせるん味なのです。

 
 
この日はのんびり町散策。
 

 
 
 
時計塔。
上まで登ると、町を一望できるんだとか。
登るのが結構大変と聞いたので、後回しにしていたら、結局登らなかった...!
 
 
石畳に石造りの家、ときどき木組みの家。
中世の雰囲気がそのまま残る・・・といわれているだけあって、趣ある素敵な町並み。
 
ただ、どこを撮るにも人が映りすぎて写真が撮れない...!
 
 
町で一番人気のクレープリー。
今回は食べる機会がなかったので、また次回♪


至る所にある黄色と赤の旗は、夏に2年に1度行われる中世祭りの飾りのときのものだとか。
時期が終わると取り外されるのかな?
 
 
小さな町ですが、教会は2つありました。
ついに雨が降ってきてしまったので、教会で雨宿りさせてもらったり。
 
 
 
イングリッシュガーデンから、ディナン港を見下ろせます。
右にあるレンヌから来た時に渡った橋が素敵!
 
 
 
ディナン港までは歩いて行けます。
 
ディナン港までの道のりがとっても素敵!
なんだけど、急勾配の坂!!坂を下りるのも、石畳だと一苦労。
ぜったいにヒールの靴で行かない方がいいと思います!
 
 
ディナン港に着きました。
先ほど上から見ていた場所です。
 
 
 
 坂を下りたところにあるブーランジュリでブルターニュ名物のクイニーアマンをおやつに。
こちらもお友達のお勧めで美味しかったです。

帰りは坂を上ります。
 
 


長くなってしまったので続きます。