March 3, 2015

アルザスのマルシェドノエル巡り③ カイゼスベルグ編

知らぬ間に3月になっていました。


ブログほったらかし気味~~書きたい気持ちはあるんですよ。


2月の後半2週間は、またもバカンスでして、通称スキーバカンスと言われるほんとにびっくりするくらいみんなスキーに行くバカンスです。

今年はファミリーもみんなでスキーへ行ったので、私は1週間お休みを貰えました!
今回はベルギーに行ってきましたーーーと、そのことに関してはまた今度。(どんどん後回しにしてどんどんややこしくなっている...)


今日はクリスマス旅行記の続きを。


2日目。
おじさんから、朝ごはんを一緒に食べましょうね、と昨夜提案してもらっていたので、みんなで朝ごはん。美味しいパンに、フルーツ、紅茶までいただきました。
これじゃあB&Bのようなものだ。


この日はコルマールから周辺の小さな村々を訪れる予定だったので、またまた優しいおじさんの提案で、駅まで車で送ってもらうことに。

時間はおじさんに合わせないといけないけれど、本当に助かるし、優しすぎる。



今回コルマールを拠点にしたのにはわけがあって、周辺のかわいい村々へを巡るバスがコルマールから出ているから。

クリスマスの時期は特別にシャトルバスが出ているので、車のない人にはとっても便利。

2014年のものですがバスの詳細でわかりやすいものはコチラ→
 
(クリスマス時期になれば、その年の新しい詳細が出てくると思います。Navettes de Noel ,Colmar とかで検索してみてください。)


というわけで、この日はこのバスの循環通りに、
コルマール→カイゼスベルグ→リクヴィール→リボーヴィレ→コルマール
と周ってきました。
始発の9:30のバスに乗り、コルマールに戻ってきたのは、18、19時ごろでしょうか。じっくりゆっくりというわけにはいきませんでしたが、一つ一つの村が小さいので1日で一気に周れました。


ではまずはKaysersberg(カイゼスベルグ)から。
コルマール駅からは約40分ほど。
(バス停は、コルマール駅を背に左側へ進むと見えてきます。この時期は並んでる人とスタッフもいるのでわかりやすいかと思います)


アルザスはワイン産地としても有名。
この周辺はぶどう畑がたくさん見られました。


カイゼスベルグに到着!


かわいいよ~~。


朝早かったので、人は多いけれどまだマシな方。


  

マルシェも素朴で手作り感が出ていてかわいい!




すごく寒いので、マルシェで暖かい飲み物が売っているのが嬉しい!
ヴァンショー(ホットワイン)が定番ですが、ここではかぼちゃのスープが売ってました。
大抵、グラス代込の値段を払って、飲み終わった後にグラスを返せばグラス代が戻ってきます。
でもこのグラスは記念にお持ち帰り♪


田舎だから村が山に囲まれているのも癒される。


アルザス地方の伝統菓子、クグロフ、のミニでチョコレートバージョンをパン屋さんで。
おやつにぴったり!






ついでに寄るか~くらいの気持ちでしたが、いい感じに素朴でかわいくて良かったです。

ではでは次の村へ続く・・・






February 11, 2015

アルザスのマルシェドノエル巡り② コルマール編

旅行記更新していきます。


コルマールに到着し、友達とおじさんと駅で待ち合わせ。

なんと、おじさんが車で家まで送ってくれるということで迎えに来てくれたんです。
おじさん家は、きちんとゲストルームがあってそこを自由に使ってよいと。バスルームはもちろん共用ですが、とっても快適でした。




さて、おじさんに家からコルマールの旧市街へのルートを聞いて、さっそく繰り出します。


目当てはもちろんマルシェドノエル。
コルマールの旧市街に、5か所(だったかな?)に分かれてマルシェがありました。
それぞれのマルシェには番号がついていて、何番のマルシェはこっちという標識が出ているのでとってもわかりやすいです。
半日もあれば、十分に周れます。


町はクリスマスのデコレーションがされていて、とっても賑やか。
もう少し暗くなってライトアップされたらキレイなんだろうね~と話しながら散策。
 

まずは腹ごしらえにマルシェで美味しそうだったこれを買ってみました。
プレッツェルにチーズとかハムとか乗せて焼いたもの。
色んな種類がありましたが、アルザス風ってのにしました。何がアルザスなのかは不明・・・。
でもすごく美味しくて、食べ歩きにはちょうど良く、この旅で3回くらいは食べたような気がします。
 
 


パリのマルシェよりはもう少し、クリスマスらしい雰囲気です。
 
 
このクリスマス飾りをたくさん売っているマルシェがかわいかったです。
まぁどうしても欲しかったら後で買えばいいか、それにだいたい同じ商品置いてるマルシェもあるし、なんて思ってたら、同じ品揃えのマルシェはなく、後で戻ってみると、気になっていたものたちはもうありませんでした・・・。
 
 
 
 
教会の中もクリスマス仕様。
 
 
 
 
 
 
 
 この周辺でいちばんデコレーションが目立っていたお店。

 
 後で写真を見返してみて、この日の写真の数の少なさと、適当さにびっくり...。
人の多さに圧倒されて、写真を撮る気分にならなかったの。
でも、どんどん載せてきまーーす。
 
 
 
 
屋内マルシェもあって、そこで見た素晴らしい技術。
 
 

 
すっかり暗くなったのでレストラン探し。
せっかくなら、アルザスの伝統料理を食べたいよねってことで、外看板のメニューを見ながら適当に探して入ることに。
 
運よく、良い雰囲気のお店を発見!
 
こちら、アルザス伝統料理のタルトフランベ(Tarte frambée)。
ピザみたいにみえるけど、生地は薄ーーーく、ちょっとグラタンに近いようなそんな味。
いつもフランスのレストランでピザを頼むと、食べきれなくて困るけど、この薄さなら1人で食べきれました!
 
 
 
 
この後、まさかのおじさん家への帰り道が分からなくなったんです!!!
来た道を戻ったはずなのに、おじさん家がない。
何しろ住所も知らないし、記憶していた道が違うとなると、階段が脇にある三角屋根の家。っていう曖昧な記憶しかなく、、、、
来た道をまた戻り、道を1本ずつ確認。雨も降って来ちゃうし。
どうしてここにあるはずの家がないの!とさまようことなんと1時間半!!!
 
2回ほどおじさんの家の前を通ってたのに、見落としていたみたいです。
いやーーーーおじさんもびっくりしてました。
 
 
 

January 30, 2015

アルザスのマルシェドノエル巡り① 旅の準備編

夏のバカンスの旅行記をお休みして(まだ終わってないのね・・・)、今日からとりあえずクリスマスバカンスに行ったアルザス旅行のことを書いていこうと思います。



フランス滞在中にやりたかったこと、クリスマスのアルザスを訪れること。



そう、アルザス地方はフランスの中でいちばんクリスマスマーケットが有名で、マルシェが出る11月下旬から年末にかけて観光客が押し寄せます。


特に有名なのはストラスブール。大きな町で、アルザスのマルシェドノエルと言えばストラスブール!
と最初に挙がるような町です。


が、私は敢えてそこははずし、旅の起点はColmar(コルマール)にしました。
コルマールも十分有名な観光地なんですけどね。
とってもかわいらしい町並みで、「ハウルの動く城」のモデルとなった町でもあるんだとか。



パリ東駅から、TGVで約3時間。
ストラスブールの次がコルマールです。
 
 

さて、上の写真を見てもわかるかと思いますが、この時期は本当に観光客が押し寄せます。
12月20日から旅行予定で、私が電車のチケットを探したのはたしか10月。
安いチケットはどんどん無くなっていきました。


ちなみにSNCFのホームページからは3か月前からチケット購入可能です。キャンペーンなどで、それ以前から売り出されていたりもします。

そんな私はSNCFにはCarte Jeuneという、若者用の割引カードがあることを思い出したのです。
(これ、前に友達から聞いたときに流しちゃったんだけど、もっときちんと聞いて早く手続きしてれば今までの旅ももっと安く行けたのに!!!!)

18歳~28歳になる前の日まで、SNCFのチケットを割引料金で買える便利なカード。
50ユーロで、SNCFの支店で購入可能です。
カードを利用して旅行するその日から1年間有効。
もちろんチケットによっては割引率も違うし、まったく割引にならなかったりもします。
 
というわけで、今回のチケットはこれのおかげで少し安く買えました。
 
 
 
さて、次はホテル探し。
11月に入ってしまい、残っているホテルは高かったり微妙だったり。
Airbnbも時期的に断られることが多く、私が最終的に利用したのはカウチサーフィン。
 
 
 
カウチサーフィンは、知っている人も多いと思いますが、簡単に言うと、無料で家に泊めてくれるホストさんを探すサイト。
もちろん、泊める側になることもできます。
 
カウチ、というくらいなので、基本は人の家のソファにちょっと1、2晩寝かせてもらっても良い?という感じ。
 
 
 
無料なのでなんとなく恐くて今まで利用してませんでしたが、登録してみると、意外と大丈夫そうじゃん、といった印象でした。
それでも、やっぱり信用できそうな人を何人か選んで(写真、レビューの数、内容などから)、メッセージを送り、最終的にコルマールに住むおじちゃん家に泊めてもらえることになりました。


Airbnbと違うのは、部屋の写真がなく、ちょっとした説明だけなので、どんな部屋なのか行ってみるまで分からないってのと、お互いの信頼関係から成り立つシステムなので、より仲良くなれるというか、話す機会は多かったです。


というわけで、今回このおじちゃんには大変お世話になったので、この旅行記にときどき登場して頂くと思います。




お友達とは現地集合だったので、行きのTGVは一人でしたが、乗った電車がクリスマス特別号みたいな便で、面白かったので紹介。



席に着くと、ペンとクイズの紙が置いてあり、しばらくすると、それを回収にやってくるSNCFスタッフたち。
「クイズ答えた人には景品が出るからね~」と。


その後の車内放送で、クイズの答え合わせ~~と突然始まりました。
得点が高かった人の座席番号が呼ばれ、今からプレゼントを持っていくからね!と。


 
そしたら本当に来た。
その後彼によるまた別のクイズが始まり、わかる人はその場で挙手。
正解した人は景品を貰って、車内は盛り上がってました。
 
 
次にやって来たのはこのお姉さん。
子供たちの顔にペイントしてくれます。
 
 
こんな感じで、読書しようと思っていたのにほとんどできず、でも楽しくコルマールに到着しました。
 
 
 
続きます。
 
 
 


January 29, 2015

冬のパリの楽しみ方

今週は、自転車に振り回される週間でした。



いちばん近い自転車屋さんが去年の夏くらいからずっと閉まっているので、自転車のタイヤがパンクすると自分で修理する技を身に着けました。

というわけで、パンクしたため修理。


次の日の夜、パンクアゲイン。


もうパンクさせたくなかったので、ママさんが新しいタイヤを買ってきてくれた。


タイヤ交換も自分で。


タイヤも交換したし、チューブも交換したし、完璧だーー!(軽く2時間半くらいかかってる。)



とちょっと自転車を動かしたら、パンッ、プシュ~~~~



この事実を認めたくなくて、しばらく地面に座る。



もっかいタイヤを外し、チューブを見ると大きな穴があいてました。

空気の入れすぎでしょうか。



もう、あきらめようか迷いましたが、自転車がないと私の生活成り立たないので、ここからまた1時間ほどかけて、やっと終了。



というわけで、こんばんは。


本当は旅行記を書こうとしていたのですが、自転車のことで頭がいっぱいでこんな始まりになってしまいました。


旅行記は次から書くとして、冬休みに行ったスケートの話でも。


私は基本スポーツが苦手ですが、アイススケートは好き。


フランスでは冬のバカンス中、いろんな場所にスケートリンクが登場します。
ちなみにスケートリンクはフランス語でPatinoire(パティノワ)。

 
友人に誘われて、向かったのはGrand Palais(グランパレ)。
ファッションショーや展示会などが行われるこの施設に、室内スケートリンクが設置されています。
2、3年前始まり、とても人気のスポットみたいです。
期間は大体12月の半ばから1月の頭まで。


 
軽い気持ちで行ったら、まさかの長蛇の列・・・。
最終日の日曜日の夕方だったためかもしれませんが、3時間待ちだよーーーなんて聞こえてきて、周りの人はどんどん列を抜けて帰っていきます。
 
 
結局1時間半程待ちましたが、何とか中に入れました。
そう、このスケートリンクの魅力は夜!!
21時から翌2時までのナイトタイムは光と音の演出で、クラブ化するんです。

 
この日は最終日だったのでたしか夜8時までお営業でしたが、7時ごろからこんな感じになりました。
ただ、料金がそれなりにして、日中は15ユーロ、ナイトタイムは25ユーロします。
 
 
 
寒い冬のパリでやることがなかったら、来年行ってみてください♪


January 14, 2015

今年の年越しは。

年末年始の書いてないことがたくさんあるので、今日はとりあえず年越しのことを。


フランスではクリスマスは家族と家でゆっくり過ごす行事ですが、年越しは友達とパーティー!!が主流です。
外でカウントダウンしたり、クラブに行ったりと外出する組と、家でフェット組があって、家でフェットの方が多いような感じがします。


今年は友達のフランス人に誘われて、その子の家で開催のほぼフランス人しかいないフェットにお邪魔してきました。


実は、年末30、31日と働くつもりは全くなかったのに、普通に仕事でした。

31日7時ごろに仕事を終え、フェットに持っていく用に簡易ちらし寿司を作り、出発。もうこの時点で遅刻。

しかもこのフェット、ビデオゲームに関連したものに仮装してきてーーー!ってフェットであることに、30日の夜くらいに気が付く。


ゲームを全くしない私。マリオカート?ピカチュウ?どうすればいいのおーーーー?
と友人に助けを求めるも、

友人「わたしは○○に仮装するよーーー!」

し、知らない~~。(子供の時に流行ったゲームらしい。)と、そもそもフランスの子たちがやってるゲームって何?とさらに方向性を見失いました。


そんなこんなで、時間もなかったので結局普段着で行きました。


ちらし寿司は大好評!すぐになくなっちゃいましたーー。
お腹を満たしたら、家はクラブ化。
時間の経過とともに、踊りが激しくなってくるフランス人たち。
みんな英語の歌、完璧に歌えるんだね~~。私は洋楽をほとんど聞かないので、あー聞いたこあるーーってだけでした。
 
ちょっと、あと2分くらいで年明けちゃうよーーってタイミングでシャンパンを開け始める。
当然若干間に合わない!!!笑
でもみんなでBonne annéeーーー(ボナネ/あけおめーーー)で乾杯。

花火も家の中。
その場にいる人全員とボナネのビズをします。
 
 
 
その後もひたすら踊ったり、冷凍ピザをちょいちょいつまんだりして、
3、4時くらいに、ご近所さんに車に乗せてもらって帰宅。
 
 
ちなみに例年はパリの年越しは花火があがったりすることもなく、盛り上がりにかけるみたいなんですが、(私も去年経験済み。) 
今年はカウントダウンの定番スポット、凱旋門でプロジェクトマッピングと花火の演出があったらしいです。
(写真お借りしてます。)
 
この日は電車も無料で、ほとんどの路線がオールナイト運行。
 
 
 
 この前の日曜日にパリでは襲撃事件を受け、100万人越えの大規模なデモ行進がありました。
(写真お借りしてます。)
 
本当にすごい人です。
交通機関は想像通り大混雑だったようですが、この日も電車は無料で開放されました。
パリのこういうとこ好き。
 
"NOT AFRAID"とあちこちで掲げられる中、私は危険と判断し参加せず、自宅でライブ中継。
普段あまり外出しないホストファミリーは、一番下の5歳の子も連れて参加してましたし、子供たちの友達で参加した子もいたそうです。
 
 
日本でもかなり報道されているみたいで、心配のメールが来ますが、とりあえずうちはパリから離れていることもあり、普段と何も変わらない日常を送っています。